バイトリル™10%注射液 - 豚
バイトリル™10%注射液 - 豚
動物用医薬品 指定医薬品 要指示医薬品 使用基準 共済薬価収載品
バイトリル™は、エンロフロキサシンを主成分とする世界初の動物専用のフルオロキノロン系抗菌剤です。
濃度依存型抗菌剤のフルオロキノロン系において、優れた組織移行性と薬剤感受性、及び投与方法に適した剤型ラインナップがその信頼と実績を支えます。
本製品は静脈内投与による牛大腸菌性乳房炎の治療の効能を持っております。
効能又は効果
(1)皮下注射、筋肉内注射
有効菌種 | 本剤に感受性の下記菌種 マイコプラズマ・ボビス、ウレアプラズマ・ディバーサム、パスツレラ・ムルトシダ、アクチノバシラス・プルロニューモニエ、大腸菌 |
適応症 | 第一選択薬が無効の場合の下記適応症 牛:肺炎、大腸菌性下痢症 豚:胸膜肺炎、大腸菌性下痢症 |
(2)静脈内注射
有効菌種 | 本剤に感受性の下記菌種 クレブシエラ・ニューモニエ、大腸菌 |
適応症 | 第一選択薬が無効の場合の下記適応症 牛:甚急性及び急性乳房炎 |
製品詳細
有効成分 | エンロフロキサシン |
含有 | 本品100ml中にエンロフロキサシン10.0gを含有する。 |
包装 | 50ml、100ml |
用法及び用量
1日1回、体重1㎏あたりエンロフロキサシンとして下記の量を注射する。
牛
肺炎 | 2.5~5㎎ | 3~5日間 | 頚部皮下注射 |
大腸菌性下痢症 | 2.5㎎ | 3日間 | 頚部皮下注射 |
甚急性及び急性乳房炎 | 5㎎ | 2日間 | 静脈内注射 |
豚
胸膜肺炎 | 2.5~5㎎ | 3日間 | 頚部筋肉内注射 |
大腸菌性下痢症 | 1.25~2.5㎎ | 1~3日間 | 頚部筋肉内注射 |
投薬開始後3日以内に治療効果を確認し、効果がみられない場合には獣医師の判断に基づき変更などを行うこと。